辺野喜共同店の紹介
こんにちは、辺野喜共同店店主のオサナイです。
辺野喜共同店は沖縄県国頭村辺野喜区に位置する共同売店で、1916年に創業しました。共同売店とは集落の出資で成り立つ売店のことで、”自治会が経営する売店”と私は良く表現しています。
当初の売店は現在とは異なる位置にあったようですが、数十年前に公民館と合わせて現在の場所に立て直されました。現在の建物は4代目だそうです。
辺野喜は元々林業が盛んなほか、川や海で海産物が獲れ、タンカンなどのみかん栽培も行われていました。また、昭和の最盛期には700人もの人が住んでいたと言われています。売店も多くの人で賑わっていたことが想像できます。
現代に入ると、過疎化に伴う若手後継者不足の問題もあり、2019年に一度は店を閉じてしまいましたが、縁あって携わることになり、2020年4月から正式に再開させることができました。現在も集落の人から暖かい応援をいつもいただいております。
”持続可能な売店を目指して、ちょっとずつ少しずつ進化する”
今目指しているのは持続可能な売店経営です。共同売店はこれまで集落のために安価な価格設定や一日単位の営業等がされていましたが、集落のコミュニティである売店を残すためには、一定以上の収益を出すことも必要と思っています。
IT化や営業時間の短縮、SNSをはじめとした情報発信や企画など、日々新しい取り組みにチャレンジ!辺野喜共同店は、ちょっとずつ少しずつ進化していきます。
辺野喜共同店店主 オサナイ